『「私」の国分一太郎研究』は、国分一太郎の生きた時代とその思想の研究であると同時に、「私」自身の自己史でもある。

第522回 豊島作文の会 1月例会案内

第522回 豊島作文の会 1月例会案内

◆日 時 2018年1月20日(土) 午後2時~午後5時

 場 所 榎本邸 川口市飯塚1-12-53
     京浜東北線川口駅西口下車・徒歩7分。
     川口駅西口ロータリー・タクシー乗り場近く。1時45分集合。

《提 案》 
『画文集 昭和の記憶』を読み合う(持っている方、忘れずにご持参を!)。
(1)画文集が、「春」「夏」「秋」「冬」と季節ごとに分けられた形で、作成されているので
一応、下記四人で各季節を担当してレポートする。
「春」(片桐弘子) 「夏」(工藤 哲)  「秋」(日色 章) 「冬」(寺木紹子)
(2)『画文集』の作品の読み方に関して、方向づけ、まとめをする(田中定幸)。

12月例会報告
『2017年 児童文詩集 東京の子 第43集』「詩」作品を読む
《参加》榎本(豊)、工藤(司会)、伊藤、田中、片桐、榎本(典)、日色、寺木、
手紙で参加(桐山)*敬称略
■1年生~3年生の詩レポート担当(榎本典子さん)
■4年生~6年生の詩レポート担当(片桐さ弘子ん)
☆典子さん、片桐さんのレポートの中で一番うれしいなと思いながら聞いていたのは、それぞれの学年の中で、着眼点(目のつけどころ、題材の見つけ方)がいいという作品がいくつもあったという報告。作品を綴った子どもたちも、指導した先生たちも頑張っているのだなあという手ごたえを感じることができた。

☆典子さん:おもしろい着眼点の作品がある中、「題」にもっと工夫をさせたい。場面をしっかり切り取らせていくためにも「題」の指導が大事にされるべき。あと言葉の精選をさせたい。余分な説明を加えたりせず、いらない言葉を削除する力を。推敲の仕方を指導していく必要があるのではないか。
この日の典子さんの名言!「想像の詩、思いだけの詩は感動が伝わらない」。

片桐さん:一行目の書き方が非常に気になる。『ドキドキした』という作品は、『じゅぎょうさんかん』という題にすれば、最初の1行の「今日はじゅぎょうさんかんだ」はいらなくなる。題は詩の1行とよく言われる。「ドキドキした」ことが書きたかったのだろうが、これは題にしないほうがいい。『すごいプレッシャー』も、『大なわとび』という題にすれば「体育で大なわをした」はいらなくなる。『すごいプレッシャー』、これも題にしない方がいい。たとえば今大なわを跳んでいるように現在形で書いていくように指導すれば、『すごいプレッシャー』の中身が伝わっていく。そういった書き方があることをきちんと指導してあげるといい。

☆その他、書き方に工夫をさせたいとしていくつか挙がったこと。
・「~よ」の連発は、少なくとも2年生ではやめるよう指導すべき。
・「~と言った」はなるべく使わないようにさせたい。
・「おもしろかった」「すごく」「かわいい」「だいすき」ではなく、目に浮かんでくるように表現させていきたい。

*研究会終了後、川口駅近辺で新年会をやる予定。皆さんどうぞ、ご予定を!

**ここからは、桐山さんには内緒なのですが、新年会の席上で、桐山さんの米寿のお祝いをすることになっています。花束と皆さんのお祝いの一言の貼り出された色紙を桐山さんにお渡しする予定です。「梅の花」(寄せ書き用)の用紙、一人2枚あて入れておきますので、20日の会に書いて持ってきてください。当日、研究会に参加できない方は、桐山さんへの「お祝いの一言」、よろしければ片桐さんのところに送ってください(片桐さんの住所を下記の通り)。

〒331-0805 
 埼玉県さいたま市北区盆栽町62-9 
片桐 弘子 様

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional