『「私」の国分一太郎研究』は、国分一太郎の生きた時代とその思想の研究であると同時に、「私」自身の自己史でもある。

『口伝国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』刊行のご案内

『口伝国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史』刊行のご案内

『口伝 国分一太郎の 生活綴方と昭和国語教育史 東京学芸大学特別講義と私の覚書』(編著者 田中定幸・北の風出版)が2023年4月28日刊行となりました。

 以下は、田中定幸さんの刊行の挨拶の文章からの引用です。

 このたび北の風出版より、 『口伝国分一太郎の生活綴方と昭和国語教育史東京学芸大学特別講義と私の覚書』を刊行いたしました。
 ご承知のように、国分一太郎は、1984年5月から7月にかけて7回、 「生活綴方と昭和国語教育史」と題して東京学芸大学で特別講義をしています。その講義がビデオに残されていたのです。これは貴重なものだと思い、生活綴方の歴史を学ぶつもりでテープをもとに「再生」をはじめました。
 亡くなる一年前に熱く語った「生活綴方と昭和国語教育史」は、歴史的な事実だけではなく、国分自身の体験もふくめて語った「人間・国分一太郎の昭和史」でもあることに気づきました。そして「文字に固着」させる過程で調べたことや、忘れてはならないことをメモし、書き留めておくようにしました。
 なかなか、再生することは、時間もかかる作業でした。けれども「知る」ことの喜びもありました。そして、ビデオを繰り返し鑑賞すればするほど、この講義は、私も受講したかったし、たくさんの方々も受けたかったのではないかと思えてきました。
 そこで、今回、第一部として国分一太郎の講義の再現を。第二部は、知ったこと、 忘れてはならないことを、私の覚書「知らなかった昭和初期の時代」として記し、一冊の本としてまとめました。
 「私の覚書」の部分では、生活綴方の実践者としての考えも付け加えましたが、引用も多く誤記、研究不足等のご指摘の箇所が多くあると思いますが、忘れてはならないこととしてともかく記録に残すことを考えました。
 皆様には、…(略)…「赤ペン」をいれながらお読みいただき、お気づきのことがございましたら、ご教示いただきたくお願い申し上げます。
           2023年5月10日 田中 定幸



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